多摩川のホテイチクのタケノコはとっくに終わったし、
某所のマダケのタケノコももう終わりそうだ。タケノコ餃子にしたりメンマにしたりで、多いにタケノコを満喫した♪(^o^)ノ
そういや、メンマ作りでは青く竹になり掛けの部位を
柔らかくしてメンマにしようと、いろいろ挑戦してみた。
まず、鉄腕ダッシュ! でのメンマ作りは・・・
メンマに使う竹は麻竹だそうで、
麻竹には、乳酸菌が含まれ、香りもさわやかなのが特徴。
まずは、表面の皮を剥き、色が濃く固い部分を切り落とす。
そして、90℃のお湯で1時間ほど茹でて、アクを抜く。
エグみを無くし、メンマならではのシャキシャキ感にするのが発酵。
麻竹に含まれる乳酸菌が発酵することで、麻竹の繊維が柔らかくなる。
密閉した袋に入れ、重石を載せて脱水させ、高温多湿な環境で1か月間発酵させる。
発酵したメンマを乾燥させる工程へ。
天日で干すことで、麻竹の繊維を柔らかくし、メンマの食感を作り出す。
三日間乾燥したメンマを、水で戻す。
5時間ほど水に漬け置き、熱湯で1時間半ほど茹でる。
そして、熱湯が常温になるまで寝かせる。
この煮て寝かせる作業を3日繰り返す。
メンマ作りには一か月以上掛るようだ。乳酸菌で柔らかくか!
じゃぁ私なりの方法で・・・
チャレンジ(1)
シャキシャキ感は残っているが、ちょっと固めの所も・・・
もう少しヨーグルトの量を多くすべきだったか、
寝かせる期間をもう少し取った方が良かったか・・・
チャレンジ(2)
重曹で灰汁抜きした後に、天日干しをしてみた。
雨や曇り空が多かったので、4~5日乾燥させた。
カラカラに乾燥する前に、タケノコの表面にヌメリが・・・
そのヌメリを完璧に取り除いてから、メンマにしてみた。
けっこう柔らかくなった♪(^o^)ノ
チャレンジ(3)
重曹で灰汁抜きした後に、水気を取って冷凍した。
数日後解凍してしてみると、フニャフニャに柔らかくなっていた。
チャレンジ(4)
普段より多めの重曹で灰汁抜きした。
それを一晩そのまま漬け置きしたままにして、流水でもみ洗いを繰り返した。
けっこうシャキシャキ感を残した状態で柔らかくなった。
私のメンマ作りの味付けは・・・
鍋に胡麻油とオリーブオイルを入れ、
擂り下ろしたニンニクと輪切りの鷹の爪を入れて炒め、
そこにドバっと灰汁抜きして柔らかくなったタケノコの細切りを入れて炒める。
それから、「中華の素」と「コンソメ」と
「つゆの素」+「砂糖少量」のスープで煮込む。
途中、オニオンスパイスと一味を入れてピリ辛にする。
煮汁が無くなったら完成♪(^o^)ノ
大量に作っても、我家では人気なのであっという間に消費してしまう♪(^^;)
例のタケノコはまだ終わっていないので、もう少し楽しめそうだ。
そうそう、このタケノコ。
バイト先の子にお裾分けしたら、その子の母親が種子島出身で、
種子島
では欠かせない食材のタケノコで有名な
「ニガタケ」に似ている。
とのことだった。
「ニガタケ(苦竹)」とは
「メダケ(雌竹・女竹)」のこと。
ほう!あれは「メダケ」だったのか?
ところで、タイトルの
「タケノコの虫」ですが・・・
マダケに・・・
こんな芋虫が入っていた!!ハジマヨトウという蛾の幼虫のようだ。
やはり、旨い物には黙っていられない虫もいるようだ・・・
しかし!
水槽の魚のエサになってもらった♪(^o^)ノ